○○をかける

いきなりですが、こんな場合あなたはどう思いますか？


あなたのチームスタッフの山田さんが急に病気になって入院しました。
幸い大したことではなく、２～３日で退院できると家族の方から
さきほど連絡がありました。


さてさて、この山田さん、
退院後にあなたになんて言うでしょうか？


『○○をおかけしまして、すみませんででした』


って言うと思うんです。
さてなんて言うと思いますか？
・・・なんかなぞなぞみたいですが(笑)


それと、もうひとつ。
あなた自身は、どう思っていますか？


『山田め！○○をかけやがって』


これどうですか？
ちょっと考えてみてください。

山田さんじゃイメージおきないなら、実際のあなたのチームスタッフの方の
名前を入れて考えてみてください。


じゃあ、ちょっと考えてみましょう♪





















山田さん『○○をおかけしまして、すみませんででした』

あなた　『山田め！○○をかけやがって』

この２つね。




















さあ、考えてみてくれましたよね？
たった２つですし。すぐに出来たはずです。
じゃあ、ちょっと手元の紙などにメモしてください。


・・・書きました？



そう、このようにただメルマガを読むんじゃなくて、
考えることが大切なんです。
あなた自身が自ら考えることです。

ノウハウをすぐ与えるメルマガってありますよね？
あれは、読者の思考の停止を意味します。
あなた自身の依存の体質を作ります

考えることで、あなたが変わるスピードが変わって来ます。



で、話はもどりますが・・・
あなたはこの『○○』の中になんて入れました？


ほとんどの方は、この○○には『迷惑』と『心配』のどちらかが
入ったのではないでしょうか？
さっき書いたメモを見てくださいね。


一見同じように感じるこの２つの言葉。
実はこれをどう使うかで、リーダーとチームスタッフの距離がわかります。



では、まずこの言葉を普通に辞書で調べてみました。


★【迷惑】 

（名・形動）スル 
(1)人のしたことで不快になったり困ったりする・こと（さま）。
「―をかける」「他人の―になる」「―な話」「君のために―する」


★【心配】 

（名）スル
(1)何か起きはしないかと、気にかけること。不安がること。気がかり。
「―な空模様」「―の種が尽きない」「何も―することはない」「―事」
(2)心を配って骨を折ること。いろいろと世話をすること。
「いろいろと御―いただきまして」「資金を―してやる」
（形動）

(goo辞書より)



う～ん、よくわかりません(笑)




こういう風に変えてみたらわかるでしょうか？

あなたのお子さんがバイクで事故を起こして入院しました。
(としましょう、、、すみません仮にです。ごめんなさい)


そんなときあなたのお子さんは親であるあなたになんて言いますか？


『○○をかけてごめんなさい』


この場合は？
・・・おそらく、【迷惑】ではなく【心配】が入るんじゃないかと
思います。


・・・どうです？


この【迷惑】と【心配】同じような言葉でも、
チームスタッフとリーダーこの二人の距離がわかる言葉じゃないでしょうか？


あなたのチームの人はなんて言うでしょうか？
あなたはなんて思ってますか？


迷惑？心配？


で、あなたは最初にメモになんて書いてますか？（笑）