先日、ＵＳＪに行きました

ちょっと前になりますが、大阪にあるＵＳＪに遊びに、、、いや勉強に
行ってきました。

今回の目的は、僕の主宰しているコミュニティである
【未来へ夢をつなげよう】のサービス研修です。
ようは、現場で生のサービスを見てみようってことなんです。

テーマパークですので、お客さんがたくさん来られて、しかも
おそらく全員が楽しみに来ている場なんですね。

だから、期待通りであれば楽しくてそれなりの満足をするわけです。
勝手にね。


この日は、昼くらいまであいにくの小雨でしたが、
そんなことを気にせず、ガンガンあちこちまわりました。
なんと言ってもサービス研修ですから！


僕はＵＳＪ自体は５～６回来てますので、もう勝手知ったるって感じで、、、
スタッフの一人が初めてだったので色々と案内しながら。

で、途中雨も上がり、最近出来たばかりのジェットコースター
(名前忘れた)に乗りました。
これは、おもしろい！
これからＵＳＪに行くなら絶対に乗ってください！
オススメです。


・・・・って話が終われば最高なんですが。



実は、このコースターを降りたところでこんな光景を
みました。


時刻は夜の７時半くらいだったでしょうか？
顔の感じから、明らかに外国人とわかる方が大きな声で
コースターのスタッフと話していました。


その方の、周りにはその方の家族と思われる人、
奥さんと子供さん４人です。
ゴールデンウィーク中ですので家族で
楽しみに来たんでしょうね。



■　そのお父さんらしき人がずっと話しています。

聞いていますと、どうやら子供たちが先に並んでいたところ
お父さんが遅れて入ろうとしたら、止められたらしいのです。
しかも、時間切れということで・・

もう、乗り物としての入場時間が来てしまったようです。
でも、僕たちが乗って降りたところですのでほんの数分前って感じのようです。
それで、お父さんが一緒に乗れないのならということで
家族全員が乗らないと言い出したのでお父さんがどうしても
乗せて欲しいとスタッフに言ってたようなんです。

一方、ＵＳＪにはパスの制度があって、
いくらか出して購入すれば、並ばなくて乗れるパスって
いうのを販売しているんです。
(僕はコレ自体はすごくいいシステムだと思います)

そのパスの利用者の入り口だけはまだ開放してて
ガンガン人が入っていってるんです。。。
子供たちの目の前でね。


事情知りませんが、、、
お父さんね、ただ子供たちに楽しんでもらいだけ
なんだと思うんです。
期待以上のサプライズを求めたり、サービスを求めてないと
思うんですね。
ただ、乗せてあげたかったんだと思うんです。

一生懸命家族を代表して言ってましたからね。
でももう、子供たちも残念そうにうなだれてね。。。。


その対応しているスタッフの女性ですが、
『規則の説明』ばかりしてました。
しかも、申し訳ないというような素振りも全く見せずに。
堂々と『規則です』の一点張りで。

この女性の言ってることは、規則上正しいことです。
いわゆる【正論】です。


この彼女のように正論を言うと、背中を押されるのか
大義が立つのか、ものすごく頑固になる人がいます。

このときも、『私の言うこと間違ってないよね？』って態度が
ビシビシと周りにも伝わってきます。

結局、残念ながらその家族は乗ることが出来ませんでした。
お父さんとても残念そうに帰っていきました。
それ以上に、子供たちがガッカリしてました。
せっかく、来たのに。。って表情です。

確かに、彼女の言い分はわかります。
でも、何とかしようが無かったのか・・・

いったい、ここはどういう場所なんだろう。
楽しむ場所なのに、結果的に大人も子供たちもみんながっかりして帰る。

僕は当事者で無いので、なんとも言えませんが。
すごく考えられるシーンでした。
ボク最後まで見てましたから。


ちなみに、同じテーマパークの東京ディズニーランドでは、
安全上の問題で入場制限がされます。
そのときには、役割として『入れません』という人たちがゲートに当然います。

その人たちは、楽しみにして来た子供たちのために
いれて欲しいと必死にお願いする、親に対して無情な答えを言わなければなりません。
『入場できません』と。

その時、彼らは謝っているのです。
規則で仕方ないのですが謝っているのです。涙を流しながら、、、、
『せっかく楽しみに来てくださったのに申し訳けございません』と


どちらも、ルールに沿って、ルールを守るために役割を
こなしています。
あなたはこのふたつのケースどのように感じますか？
一緒でしょうか？