パパの夢ってなに？

先日、１０歳になる息子からこう尋ねられました。
１０歳と言えば、小学校５年生です。
まあ、そろそろ子供から少年になる頃ですね。

でもこれって、ドキッとする質問じゃないですか？
あなたならどう答えますか？


・・・やっぱり、父親という立場とか考えますよね。
(これあなたのチームスタッフに聞かれることも同じですよ？)

即答したほうがいいかなとか
子供に文字通り夢を与えるような答えじゃないといけないとか

そう、こんな風に思えるんですが、なかなか普段から考えてないと
即答は出来ません。


今回なぜこんな質問されたかと言いますと、、、
僕が彼らに質問したんです。

『○○(息子たちの名前)は将来何になりたい？』
『○○の夢は何？』


実は僕、子供たちによくこのような質問をします。

ですので、彼らはものずごく小さいときから
目標を決めています。
もちろん、それが将来どうなるのかなんて関係ありません。

ちなみに、うちの息子たちは
シェフ、大工、末っ子なんてエリンピックですから
オリンピックに出たいって事です（笑）
しかも、夏冬はもちろん競技も決まってません（笑）


でもいいんです！これで。
方向が決まってないと進むこともできないんですから。


実は、なぜ今日こんな話を書いたかといいますと、
先日ＵＳＪでショーがあったんです。
そのショーの最後に、会場にいる元気な子供をステージに上げて
司会者がインタヴューをしました。


『じゃあ最後に○○ちゃんの夢はなにかな？』

『・・・・。』

『じゃっ、じゃあ何か欲しいものはあるかな？』

『・・・・。』




こんな感じでです。


そして、次の子供に聞きました。


『○○くんの夢はなんですか？』

『・・・・。』

『えっと、欲しいものは何かあるかな？』

『・・・・。』



そうです。
自分の意見が言えないのです。

与えられたものから選ぶことはできても、
何も無いところから探し出すことができない。
自分の好きなものを知らない。

こんな夢を語れない子供たちが多いんです。
これって、親が夢を語れないんじゃないでしょうか？

自分のことは、自分だけと考えていたら大変なことに
なるなと思いました。

リーダーも親もそうですが、自分が子供やチームスタッフにとっての
ひとつの基準になります。
だから、あなたは自分だけと言わずに
子供からスタッフから見られている立場。
基準とされている立場だということを認識してもらいたいと思います。

是非是非意識しまくってください（笑）