しかし、
前回のＣＦＧ神戸の懇親会の帰り道に立石さんより、
『ターザンもセミコン出たほうがいいよ！』と何度かお誘いを受けまして。
それでも、断りつづけ、『いやいや、僕には必要のないものだから・・・』と
逃げてました(笑)


しかし、翌日の朝、一人で色々と整理するうちに
『自分も出てみてもいいかな・・』と思うようになってきたんです。
そうです、自分に許可が出たんですね。


そんな感じで突然何かが降りてくるように決めた出場でした。
しかし、それからは、すっかりセミコンのことも考えずにホームページを創ったりと他のことばっかりやってました(笑)


そう、『２週間前のセミナー講師になるための講座(直前講座)まで、まだ時間あるし～』なんて、
ゆったりとすごしてたんですね。


しかし、直前講座を受けてからはもう言い訳できないので
それまで使ったことの無いパワーポイントでの資料創りです。
これには、ホント苦労しました(・・・おかげで使えるようになりましたが)

で、５日前になんとか、資料ができ、さっそくプレゼンを友人に聴いてもらいました。

・・・・ハイ。
撃沈です(涙)

テーマの基本部分はそのままに、ほぼ創り直しです。
つまりのところ、『内容詰め込みすぎでわからん』ということでした。


時間は迫っているし、練習どころか資料すらできてない・・・
正直焦りました。


で、なんだかんだと時間はすぎ、
結局それからは一度もリハーサルもできずに当日を迎えたのです・・・

だから、当日は、１時間ほど早めに現地に行って、
どこかのカフェにでも入って直前対策でもしようと考えていました。

・・・・ハイ。
甘いんです(涙)　激甘です。もう、スイーツくらいです。



日曜だからオフィス街のお店、１０年以上前のお正月の三宮センター街か！というくらい閉まってます。
喫茶店らしき店という店はすべて閉まってます。


練習どころか、昼飯すらありつけませんでした。。。。
仕方がないので早いですが会場に入りました。


すると、続々とエントリーメンバーがやってきて、ついに始まってしまったのです。
セミコン。

なんと会場には４０名近い人が聴きに来ているじゃないですか！！！！
しかも、コンテストですから『評価』するんです。

【評価する人が４０人】(怖)


こう考えるとキツくて逃げ出したくなりますが、今思えば暖かい不思議な空間でした。
『あなたが、完璧にできるなんて誰も思ってないからね、大丈夫！』と
言ってくれているような雰囲気でした(笑)


僕の順番は、結局最後から２番目だったのですが、それまでももうずっと緊張してて
『そろそろか？次あたりか？』と、そわそわしながら自分の出番を迎えました。

始まった、プレゼンでは・・・
２日前に小さな声で試したときには、内容を絞りすぎて時間が余ってしまったことで
調子に乗ってアドリブをかましたら、最後時間が足りなくなって(涙)
最後に言いたかったエピソードがひとつ言えませんでした。

で、そんな調子で終わったドキドキのセミコンでした。


先ほども言いましたが、コンテストなのでオーディエンスのつけた点数で順位を発表するのです。

スタッフの人が用意してくれた、ファンファーレで上位３人が順番に発表されます。
僕の気持ちは、とりあえず終われた満足感と昼食抜きと緊張が解けた胃の痛みから
『早く懇親会会場に行きたい！』という思いしかなく、早々と一人荷物の整理をしていました。

実は出場者である僕たちも自分以外の人の評価をするので、
順番に発表される人を見て、僕の採点した１位と２位の人が、全体の３位と２位ということで
表彰されていました。
最後は優勝者だけ。『誰が優勝者だろう？』

この時の僕は　もう、おなかがすいて胃の痛みは最高潮でした。
しかし、次の瞬間、一瞬にして胃の痛みが飛んでいきました。

『第４回セミナーコンテスト優勝者は、、、、ターザンさん！』

は？
いま、なんて言いました？

いやいや、そんなはず無いですから。。。。
もう、びっくりしました。
胃の痛みも飛んで行って、すっかり健康体になってしまうくらいです。


前に出てトロフィーに表彰状、そして副賞とさらには記念写真。
なんか、予想もしてなかったし、準備段階でも全く意識してなかったので
ホントびっくりの受賞でした。

でも、すごくうれしかったです。
大人になってトロフィーをもらったり表彰してもらったりって中々ないですもんね？
こんな機会を与えてくれた立石さんには本当に感謝しています。

もちろんまだまだのレベルではありますが、
これからは、僕もセミナー講師としての活動を始めようと誓った一日でした。

長かった、セミコンまでの日々からも最高の形で解放され
また普段の僕に戻りますが、やっぱりこの経験はこれからの僕に
大きな変化を見せてくれると思います。


ホント、新しいところに踏み出すのは勇気がいるし
怖いけど、やってみないとその恐怖も喜びも感動も感じることはできない。
そこで見える世界はきっと自分に何かを与えてくれるもんだと
改めて感じさせていただきました。


ありがとうございました！
そして、ココまでの長文を読んでくださったあなたにも、ありがとう！(笑)