なぜ、あの人は
自分と同じモノを見ても
自分とは違う発想や、違う考え方が
出てくるんだろう?
もし、あなたがそのような経験があるのなら、
これからこの手紙を読むことでその疑問が解決できます。
考え方ひとつであなたの行動を軽やかにし
前進できるのです。
丸 と答えたあなた。
・・・そうですよね、普通はそう答えるでしょう。
丸いでもんね。
しかし、真横から見ると超横長の長方形です。
ひとつの方向からだけ見て、その形を決め付けていることって
私たちにはけっこうあります。
このような思い込みを持って何かを見ると本当の姿が見えなくなったり
見間違えてしまうことがあります。
では、ちょっと私の話を聞いてください。
私が、コーチングを学び始めたころ、あるひとつの夢がありました。
それは、『誰かのコーチとなってその人の夢の実現を支援したい』というものです。
ただ学んで面白いな~で終わるのではなく、その学んだコーチングを
使ってみたいと考えていたのです。
スポーツでもそうですよね?
観戦が趣味の人と、スポーツをするのが趣味だという人。
同じスポーツ好きでもまったく違いますね。
私の場合、するのが好きだったのです。
で、このコーチングを使ってみたいのですが中々一歩が踏み出せません。
そこで、実際に一歩踏み出して、誰かのコーチとなりクライアントの夢を実現している
人のコーチングを受けてみることにしました。
その時には、いつになれば自分はコーチとして人の夢の支援ができるのだろうか?
ということをテーマにセッションしてもらいました。
ひとりで考えていると、いろんな想いが堂々巡りであたまの中がパニックになり。
ジレンマの中、考えること自体がイヤになってしまいます。
しかし、コーチについてもらって、時間を共有することで目の前にあった雲がどんどんと晴れていきます。
30分ほど質問されることについて答えていきました。
最後に、『あなたがコーチになるに当たって何か問題ありますか?』と、
質問されました。
・・・あれ?何の問題もないんやん。
そうなんです。出来ないものと勝手に決めていたんです。
これまで、ずっと自分ひとりで考えても全然結論が出なかったのに
わずか30分ほどコーチと話しただけで、前進できるアイディアが引き出されてしまった・・・。
いや、まさに引き出されてしまったというような感覚でした。
これは、まさに私がコーチングのパワフルさを目の当たりにした初めての経験でした。
でも、私と、コーチ一体何が違うんだろうか?
パーソナルコーチのターザンです。
現在は、神戸でコーチとして個人セッション、神戸市主催のセミナー講師などの活動をさせていただいております。(詳しいプロフィールは、オフィシャルサイトで確認ください)
コーチとして人と話していると、気づくことがあります。
それは、ものごとのとらえ方がコーチと一般の人とでは大きく違うということです。
いろいろな悩みを抱えている方は、ものごとを複雑に考えてしまうクセがあるように感じるのです。
たとえば、会社などで何か大きなイベントや行事が終わったら、次回に向けて反省会ってしませんか?
反省・・・自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。または、 自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。(大辞泉より)
反省会をして、反省点がたくさん見つかりました。
自分たちのできなかったところがどんどん見えてきます。
『ここができてなかった』
『あそこはもっとできた』
『あんなふうにやる必要はなかった』
・・・どんな気分ですか?
せっかく終えたイベントの達成感も一気に冷めてしまいませんか?
これは、次の行動につながるものとなるのでしょうか?
ではこれを、私がするなら・・・
基本的に反省会というものはしません。
そうではなく、イベントを経験してよかった点、やって楽しかったことなどを話し合います。
もちろん、至らぬところはあるでしょう。でも、それらに注目するのではなく良かった点に注目するのです。
このようにものごとのとらえ方が全く違ったりするのです。
悪かった点ですか?
たとえば言葉づかいがあまりよくなかったとか、時間に対する考え方がイマイチだったとか・・・
このようなマイナス点ももちろんあるでしょう。
しかし、プラス部分をもっと上げていくようになると、全体的にレベルが上がってくるのです。
すると以前にもましてマイナス部分が目立つようになります(笑)
するとね、全体のバランスが悪くなるのでマイナス部分については自然と改善されていくのです。それでいいのです。
わざわざマイナス部分だけを改善するのは、もともと得意な部分じゃないので時間もパワーもいるだけでなく
やってても楽しくないのです。そんなことよりもやってて楽しいことの時間とパワーをつかった方が全体としてもプラスになるんです。
こんな風に、私はやり方ではなく求めたい結果(この場合今回の経験を通じて次回につなげる)に
こだわって、そこに向けたやり方を考えます。
(コーチとしてセッションする場合には基本的にはやり方というのはクライアントから導くので、私の考えを出してこうやってくださいというようなことはありませんが・・・)
私は、このような、やり方へ導く視点についてよく聞かれます。
『ターザンさんは、よくそんな風に考えられますね~』
『なんで、そんな発想が出てくるのですか?』
別に私に特殊な能力があるとか、そのようなことではなく
誰でも意識することで、ものごとのとらえ方を変えることができるということです。
そして、このとらえ方、、、つまり視点なのですが
それを変化させることができれば、あなたがいま抱えている様々な問題を前進させることができるのです。
そこで、この発想の起点となる視点について、このたび文章にまとめてみました。
これは、事例を元にできるだけ具体的にまとめることを意識しました。
ですので、コーチングなどについて全く知らない人にとってもわかりやすく、
また、すぐに自分でも使えるようになれる内容としました。
是非、あなたの日常生活にお役に立ててください。