どちら側から見るか?

このメルマガの読者には、実は学校の先生もたくさんいます。

僕は、リーダーというのは大きく考えると【教育者】という
カテゴリーに属する人だと思います。
チームを育てる、すなわち人を育てているんですね。

ですので、教育者である教師の方にも役立つヒントがあるのかと。


まあ、いつも言ってますがお伝えするのはノウハウではないので
直接ばっちり役に立つ情報は無いかもしれません。
しかし、自分ごととして考えて応用して活かすんです。
すると、あなた自身のやり方、ノウハウとして活きてくる。

それが僕の一番の願いなんです。



で、そのような学校の先生から頂くメールでよくあるのが、
生徒のことです。
(父兄のことも時々ありますが(笑))

やはり圧倒的に生徒のことです。


僕も子供を持つ親として、生徒を想う先生のことは
特に応援したくなります。


で、そんな生徒のことでやはり深刻なのが、登校拒否の問題。

まあ、これは社会人でもいますよね?
出社拒否とか、会社来てても体調悪いとか。

しかし、こういう状況になる前には、必ず前兆があります。
そうです、【遅刻】です。


まずは【遅刻】が出始めます。



この場合の遅刻は、
寝坊だけではなく、体調不良なども含みます。

学校や会社では、生徒や従業員が他にもいるので
どうしても当人を責めることもあるでしょう。



『なぜ遅刻したんだ?』(だから寝坊をしたんだって・・)

『気合が足らん!』(気合って・・・・)

『やる気の問題だ!』(無いわけじゃないんだけど・・)

『あと10分早く起きれないのか』 (起きれ無かったから遅刻したんだよ!!!)



まあ、確かにちゃんと来ている人が他にもいるからこういうことを
言う気持ちはわかります。わかります。

でも、こんなことを言って直るくらいなら先生も上司も悩みません。
だって、生徒も従業員もちゃんとわかっているわけですから。
遅刻はいけないって。

これは遅刻した生徒だけでなく、先生にとってもかなり
悩みの種ですよね?


でもここで、よく冷静に考えてみてください。




この生徒は学校に・・・来てますよね?
この社員は会社に・・・来てますよね?


遅れていけば叱られるとわかっているけど、来ています。

遅刻をしてしまったけど、彼らはちゃんと学校に来ています。
リーダーであるあなたは、この【事実】をまず理解してください。


・・・いいですか。

生徒が犯してしまったミスを責めることは簡単です。
当然、生徒もわかっていますから。
まあ、そのときにはいつも以上に立場も弱いですし。

でも、いまそこを攻め立てて、そこから何が得られるんでしょうか?


彼らは遅刻しながらでも来ているんです。
まずは、ここを受け入れてあげてください。

そして、そこから事情を聞いてあげて欲しいのです。



ここで、ちょっと話は変わりますが、
これとよく似たケースで、昔百貨店でバイトしていたときによく見た光景があります。
迷子案内所では、迷子になった子供がお母さんと対面します。
子供は当然不安から泣きだしています。
しばらくしてお母さんが子供を引き取りに来ます。



ここで、お母さんの対応も大きく二つに分かれます。

ひとり目は、子供を見るなり怒鳴りつけます!
『○○ちゃん!どれだけお母さんが心配したと思うの!!!』

場合によっては手をあげるような勢いの場合もあります。
当然、子供はさらに大声で泣きわめきます。
そして、引きずられるように連れて行かれます。


もうひとりは、
子供に対面してすぐにまず数秒間抱きしめます。しっかりと。
『○○ちゃん、不安だったね。もう心配要らないからね』

そして、子供が泣きやみ落ち着いたのを見て、帰りながら子供に注意をします。



この違い、あなたならわかりますよね?

対応と同じように、百貨店スタッフ対する言葉もお母さんで全く違います。
ひとり目は、『すいませんでした』を連発します。
ふたり目は、『ありがとうございました』と言います。


これ、どちらが教育なんでしょうか?しつけなんでしょうか?
どちらが、本当に人を育てるということなのでしょうか?
どちらが、本人に伝わるのでしょうか?


はっきり言いますが、
あなたの心配の度合いなんて、その子供や生徒にとったらどうでもいい話。

それよりも、相手のことを考えてください。



ここで、話を学校に戻しますが、
同じ遅刻でもどちら側から見るかでずいぶんと変わって来ます。


・彼は遅れたが来た。
・彼は時間どおりに来なかった。


日本語ってわかりやすいです(笑)
でしょ?

来たのか、来なかったのか。。。
あなたの感情ではなく、人を育てるという観点から見て
あなたはどちら側からこの事実を捉えることが出来ますか?



繰り返しますがこれはまぎれも無い事実です。



『学校に遅刻する子は、遅刻してもなお登校しようとしている』



これ昔に、どこかで聴いた言葉なんですが、
是非リーダーであるあなたには、わかっていてもらいたい言葉です。
中国語完全マスタープログラム ゴルフ上達法 テニス上達トレーニング USJ 腹筋 神王リョウ 速読 在宅ワーク 電子たばこ 野球肘 クレジット カード 海外 旅行 保険 バスト アップ エクササイズ 静岡 県 公共 宿 レーシック 費用 子犬 しつけ スーパーエルマー FX 初心者 必勝 法 サラリーマン 副業 速読
 

CmsAgentTemplate1001-1005 ver1.008