だからいいんです
あなたは、逆転の発想とか聴いたことありますか？
ありますよね。
発想に逆転もクソもあるか！
阪神が逆転せんかいっ！
・・・まあ、その話は別の機会に(汗)
今日の話は
普段メンバーや子供さんから、言われたことを、
『ホントそうだよな～』なんて、そのまま同調して悩んでいる
リーダーの方は特に読んでください。
先日、参加した音楽イベントでのことを書いてみますね。
-------------------------------------------------------------------
このメルマガは、ノウハウ系ではありません。
あえて言うなら、気づき系です。
リーダーシップは人に対するものであり、特効薬というものはありません。
臨機応変に対応する必要があります。
実はこれは、対象がチーム、家族だけでなくお客さんに対してもいえる事なんです。
リーダーとしての考えが身につくとビジネスにも生かせるんですね。
営業マンの方もたくさん読んでくださってますから。
読み進めることでこのメルマガに書かれているヒントに、
自ら気づくようになります。
-------------------------------------------------------------------
先日、神戸の音楽イベントのスタッフをしていたときに、
あるスタッフがお客さんに苦情を言われていました。
『これだけたくさんの人が来るんだからもっと
大きな会場でやればいいじゃないか！』
こんなことを言ってました。
その方は、来たけど会場に入れなかったことを
スタッフにぶつけてきたんですね。
このイベントは、神戸の十数か所のライブハウスやレストランを会場として
一日券を購入することで、どこの会場にも自由に入ることができるという
音楽イベントなんです。
これが、けっこう好評で、今回も雨にもかかわらずかなりの出足でした。
会場の中には、大きな会場もありますが、小さな会場が多く
なかには数十人ですぐにいっぱいになってしまうことも多いんです。
ですので、定員以上の人が来たら僕たちスタッフは、
お断りすることになるんですね。
今回僕は、この会場の副責任者ということで、責任者との役割分担との
兼ね合いで、現場側のリーダーというような立場でした。
スタッフは全員ヴォランティアで、素人ばかりですから
お客さんへの対応が出来る人ばかりではありません。
人相手のお仕事をしている人なら問題ないのかもしれませんが、
みんながそうじゃありません。
今回のような苦情を言われることももちろんあるんです。
そのときはあるスタッフの女性が、男の人に言い寄られていました。
その男性は、ライブが始まって５分ほどしてこられたのですが
すでに立ち見ですら満員で会場のドアが閉めれないほどでした。
『ここもいっぱいかよ～！！！(怒)』
すでに他の会場に行ったが満員でここに来た様子でした。
その人は、その怒りをスタッフにぶつけました。
ここで冒頭のような言葉が出ました。
『これだけたくさんの人が来るんだからもっと
大きな会場でやればいいじゃないか！』
女性スタッフは、あやまりながらも事情を一生懸命説明していました。
その男性は煮え切らないスタッフの対応に、さらにイライラしていたようでした。
そこで、僕が近くに行くと、今度は僕に文句を言い始めました。
僕は、言いたいだけ言わして聞いてあげようと思い、
相槌をうちながらずっと男性の話を聞きました。
そして、苦情が一段落したところで、そのお客さんに質問をしました。
タ『じゃあ、どうすればいいと思いますか？』
客『こんな小さなところでやらずにもっと大きな会場でやってほしいわ～』
さらに僕はそのお客さんに質問をしました。
タ『では、あなたはなぜここに来たんですか？』
そりゃ～音楽が聴きたいからに決まっているだろう。といわんばかりです。
当たり前ですよね(笑)
でも、音楽をただ聴くならどこでも聴けます。
このイベントのこの会場になぜ来たんだろうか？ということです。
その人は、色々言ってました。
いいミュージシャンが出るだとか、家から近いところにあるからとか・・・
でも、それだけなら、他のイベントやコンサートでもいいはず。
で、さらに質問すると、近くでライヴが聴けることという答えが
帰ってきました。
会場の中はホント狭くて、最善列のお客さんなんて、
マイクスタンドが足元にあるわ、ドラマーとの距離も近いから目が合う合う、
お客さんの間でサックス演奏しているような感じです(笑)
このように、会場は狭いので独特な雰囲気があります。
ええ、、当然盛り上がります。
そんな空間がよくて人は集まるんです。
そこで、僕はその人に言いました！
『ね、だからいいんです！
ここのように、少ない人数しか入らないからいいんですよ！
今回は、たまたまはいれなかったかも知れませんが、
小さい会場で、少ない人数だからいいんですよ。
確かに入れる人が少ないかもしれません、でもこれが大きな会場ばかりで
いくらでも入れる会場なら楽しくないですよね。
次回は是非入れるタイミングで来てください！』と言いました。
すると、そのお客さんは
『ホンマや。そりゃそ～やな～。次は早めに来るわ！』と言って
笑って帰っていきました。
とりあえず丸くおさまりました(笑)
・・・ここで気づいてもらいたいのは、
人って、自分の立場でこのように言うことが変わります。
この人も最初に会場に入れていたら、こんなことは思わなかったでしょう。
一見、短所だと思われることこそが最大の長所だったりします。
見る位置を変えて、考えてみれば同じことでもずいぶんと違って見えます。
そうすることで大切なのかが見えてくるかもしれませんね。
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今日の話は
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『ホントそうだよな～』なんて、そのまま同調して悩んでいる
リーダーの方は特に読んでください。
先日、参加した音楽イベントでのことを書いてみますね。
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このメルマガは、ノウハウ系ではありません。
あえて言うなら、気づき系です。
リーダーシップは人に対するものであり、特効薬というものはありません。
臨機応変に対応する必要があります。
実はこれは、対象がチーム、家族だけでなくお客さんに対してもいえる事なんです。
リーダーとしての考えが身につくとビジネスにも生かせるんですね。
営業マンの方もたくさん読んでくださってますから。
読み進めることでこのメルマガに書かれているヒントに、
自ら気づくようになります。
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先日、神戸の音楽イベントのスタッフをしていたときに、
あるスタッフがお客さんに苦情を言われていました。
『これだけたくさんの人が来るんだからもっと
大きな会場でやればいいじゃないか！』
こんなことを言ってました。
その方は、来たけど会場に入れなかったことを
スタッフにぶつけてきたんですね。
このイベントは、神戸の十数か所のライブハウスやレストランを会場として
一日券を購入することで、どこの会場にも自由に入ることができるという
音楽イベントなんです。
これが、けっこう好評で、今回も雨にもかかわらずかなりの出足でした。
会場の中には、大きな会場もありますが、小さな会場が多く
なかには数十人ですぐにいっぱいになってしまうことも多いんです。
ですので、定員以上の人が来たら僕たちスタッフは、
お断りすることになるんですね。
今回僕は、この会場の副責任者ということで、責任者との役割分担との
兼ね合いで、現場側のリーダーというような立場でした。
スタッフは全員ヴォランティアで、素人ばかりですから
お客さんへの対応が出来る人ばかりではありません。
人相手のお仕事をしている人なら問題ないのかもしれませんが、
みんながそうじゃありません。
今回のような苦情を言われることももちろんあるんです。
そのときはあるスタッフの女性が、男の人に言い寄られていました。
その男性は、ライブが始まって５分ほどしてこられたのですが
すでに立ち見ですら満員で会場のドアが閉めれないほどでした。
『ここもいっぱいかよ～！！！(怒)』
すでに他の会場に行ったが満員でここに来た様子でした。
その人は、その怒りをスタッフにぶつけました。
ここで冒頭のような言葉が出ました。
『これだけたくさんの人が来るんだからもっと
大きな会場でやればいいじゃないか！』
女性スタッフは、あやまりながらも事情を一生懸命説明していました。
その男性は煮え切らないスタッフの対応に、さらにイライラしていたようでした。
そこで、僕が近くに行くと、今度は僕に文句を言い始めました。
僕は、言いたいだけ言わして聞いてあげようと思い、
相槌をうちながらずっと男性の話を聞きました。
そして、苦情が一段落したところで、そのお客さんに質問をしました。
タ『じゃあ、どうすればいいと思いますか？』
客『こんな小さなところでやらずにもっと大きな会場でやってほしいわ～』
さらに僕はそのお客さんに質問をしました。
タ『では、あなたはなぜここに来たんですか？』
そりゃ～音楽が聴きたいからに決まっているだろう。といわんばかりです。
当たり前ですよね(笑)
でも、音楽をただ聴くならどこでも聴けます。
このイベントのこの会場になぜ来たんだろうか？ということです。
その人は、色々言ってました。
いいミュージシャンが出るだとか、家から近いところにあるからとか・・・
でも、それだけなら、他のイベントやコンサートでもいいはず。
で、さらに質問すると、近くでライヴが聴けることという答えが
帰ってきました。
会場の中はホント狭くて、最善列のお客さんなんて、
マイクスタンドが足元にあるわ、ドラマーとの距離も近いから目が合う合う、
お客さんの間でサックス演奏しているような感じです(笑)
このように、会場は狭いので独特な雰囲気があります。
ええ、、当然盛り上がります。
そんな空間がよくて人は集まるんです。
そこで、僕はその人に言いました！
『ね、だからいいんです！
ここのように、少ない人数しか入らないからいいんですよ！
今回は、たまたまはいれなかったかも知れませんが、
小さい会場で、少ない人数だからいいんですよ。
確かに入れる人が少ないかもしれません、でもこれが大きな会場ばかりで
いくらでも入れる会場なら楽しくないですよね。
次回は是非入れるタイミングで来てください！』と言いました。
すると、そのお客さんは
『ホンマや。そりゃそ～やな～。次は早めに来るわ！』と言って
笑って帰っていきました。
とりあえず丸くおさまりました(笑)
・・・ここで気づいてもらいたいのは、
人って、自分の立場でこのように言うことが変わります。
この人も最初に会場に入れていたら、こんなことは思わなかったでしょう。
一見、短所だと思われることこそが最大の長所だったりします。
見る位置を変えて、考えてみれば同じことでもずいぶんと違って見えます。
そうすることで大切なのかが見えてくるかもしれませんね。