福田陣営、目標は圧勝・麻生陣営、地方票に存在感託す
国会議員票、地方票ともに圧勝を掲げる福田康夫元官房長官、地方票を重視する麻生太郎幹事長――。23日投開票の総裁選に向け、福田、麻生両陣営の選挙戦が本格化した。優勢が伝わる福田氏は陣営の「緩み」を警戒し議員票、地方票双方で圧勝を目標に据える。麻生氏は地方票で優位に立つことで、議員票の積み増しにつなげる思惑だ。
「現時点で地方票は麻生氏が優勢だ。地方票で麻生氏に優位に立たれると『国民の支持は麻生氏にある』ということになる」。福田陣営は15日、福田氏を支持する8派閥の選対担当者が都内のホテルに集まり、地方票のテコ入れを申し合わせた。勝利は確実な情勢だが、地方票で負ければ、国民の声と自民党の決定が乖離(かいり)しているとの批判が起きかねないと警戒する。