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僕にはコーチングがあります


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実は僕の学生時代からの大親友がいました。
彼は、長崎の五島列島出身で神戸の
学校で僕と出会い、その後は岡山に住んでしました。
ただの学校の友達ではなく、男にしては珍しいかもしれませんが
声が聴きたいから用が無くても時々電話をかけてくるようなやつでした。
当然、この親友とは一生涯の親友だと信じていました。

しかし、突然その思いは不可能なものとなってしまいました。

彼が胃ガンにかかってしまったのです。
しかも、見つかったときにはすでに末期で。
手術も出来ないほどでした。

僕はこのときに悲しさと悔しさで涙が止まりませんでした。
悲しさとは当然親友を失う悲しさです。
悔しさは、苦しんでいる親友を目の前にして自分は何もできないという
悔しさです。
痛み・苦しみから救うことはもちろん、彼の痛みをわかってやることすら
出来ないのです。

大の大人がよってかたって一人の人間を救うことも出来ないのです。
自分の無力さがとても悔しかったんです。


子供みたいかも知れませんが、彼の奇跡を信じて自分の運をすべてを
彼にたくそうと、ギャンブルからじゃんけんまで自分の運の無駄遣いを
一切しないようし毎日祈り続けました。
他にも大好きなものももちろん一切絶って。
自分のできることといえば当時はこのくらいしか思いつかなかったんです。

彼は、医師の予想を大きく上回る生命力で生きてくれましたが
やはり病気には勝てませんでした。
26歳でした。
1歳のこどもと奥さんを残して・・

自分の大切な人の力になりたい。
誰もがそう思ってるでしょう。
しかし、役割としてできる人が限られている場合があります。

自分の役割ってなんだろう?

しかし、いまの僕にはコーチングがあります。


僕も大切な人の力になりたいと思いました。
ますますコーチング楽しみたいと思います。


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